世界遺産の定義

世界遺産の定義は、「顕著な普遍的価値をもつ人類のかけがえのない遺産」。「国際協力を通じた保護のもと、国境を越え今日に生きる世界すべての人びとが共有し、の世代に受け継いでいくべきもの」を指す。1972年にUNESCO（ユネスコ/国際連教育科学関）にあるユネス世界遺産センターで採択された世界遺産条約に基づき、締結している8カ国（2011年現在）の中から選出される。

　世界遺産には、文化遺産自然遺産、その2つの値を持つ複合遺産があり、有形の不動産が対象となっている。

　2011年7月末日まで登録された世界遺産は計936件になった。

　さらに、2001年からは有形の不動産以外、音楽や口承の伝統どの無形に対して認定する「人類の口承及び無形遺産の傑作宣言」が出さ、2006年には「無形化遺産のにす条約（無形文化遺産条約）」を発効。日本では、能楽や歌舞伎、アイヌ古式舞踊、雅楽など合計18件が登録されている。
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