日記というのは・・・
感謝祭翌日の「ドアバスター」の由来は？―1世紀以上前の百貨店の出来事に http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141127-00007991-wsj-bus_all
年末商戦の売り場のすさまじい混み様を端的に表現するのに「ドアバスター（door-buster）」ほど適した言葉はない。
ドアバスター（原義は「店舗のドアを壊すほどの勢いで客が押し寄せること」）とは、高額商品を期間限定で大幅に値引きして販売することを指す。
ブラックフライデー（感謝祭翌日の金曜日）には毎年、バーゲンハンターたちがこういった「ドアバスター」セールを目当てに店にやって来る。
たとえ彼らが文字通り、店のドアを破ることがないとしても、だ。
実のところ、調べてみると、ドアバスターは、ブラックフライデーが年末商戦の初日を指す言葉として祭り上げられるずっと以前から存在し、小売店の広告戦術の一つだったことが分かる。
そもそも感謝祭の翌日を「ブラックフライデー」と呼ぶようになったのは、1960年代のフィラデルフィアの交通警官のおかげだ。
同市の新聞記事の説明によると、その日に通りや歩道がいかに買い物客や車でごった返すかを表現する言葉として警官たちが「ブラックフライデー」を用いたようだ。
それから2、30年たった後、小売業者は自らの宣伝目的のためにブラックフライデーという言葉を採用し、その日が店を「黒字にする」、つまり年間として利益を出すのにいかに重要かという意味で名付けられたとのこじつけ的な説明を思いついた。
これに対し、「ドアバスター」の伝統は「ブラックフライデー」よりずっと古い。
小売店は長年、買い物客を引き寄せる手段として、特別な商品を特価で販売していた。
特価セールは「ロスリーダー（客寄せのために採算割れの価格で商品・サービスを提供すること）」だが、できるだけ多くの客に来店してもらい、他の商品を買ってもらうのがみそだった。
語源研究家のバリー・ポピク氏の調査によると、店の広告に「ドアバスター」という言葉が初めて登場したのは、1917年8月28日付のアイオワ州の地方紙「シーダーラピッズ・リパブリカン」だ。
同紙上でキリアンズ・デパートメント・ストアが「水曜8時のドアバスター」と名付けて宣伝した。
その広告には、「このようなセールはお買い得です。
通常価格と比較するとごくわずかな価格で販売されます。
店の前には開店時間のかなり前から人々が集まります。
商品を格安で手に入れるチャンスだからです」と書かれている。
アイオワ州は「ドアバスター」発祥の地のように見えた。
1920年代の新聞広告でこの言葉が登場する回数は同州の新聞が大半だったからだ。
しかし、同州の別の地方紙「ダベンポート・デモクラット・アンド・リーダー」の1925年の記事は、ドアバスターの起源がフィラデルフィアにあるワナメーカーズ・デパートメント・ストアにあると指摘している。
同紙の「探求心のある記者」によると、ドアバスターという言葉は1890年代のある出来事に由来している。
同紙によると、ワナメーカーズは当時キャラコ（綿布）のセールを行い、「a penny a yard(1ヤード＝約90センチ＝当たり1セント)」で販売した。
当時はキャラコ製のドレスが大流行していたため、買い物客が格安のキャラコを手に入れようと店に押しかけ、ドアの窓が割れてしまった。
このとき、店の関係者が「あのバーゲンはまさに『ドアバスター』だった」と言い、この名称が定着した。
かくして、ブラックフライデーの熱狂的な買い物客たちは、1世紀以上前の荒々しい消費主義行動に図らずも敬意を表しているといえる。
ただし、今の買い物客が追い求めているのはキャラコではなく、恐らく薄型テレビなのだろうが・・・
"
ＮＹダウ、買い先行し最高値更新…原油は下落 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141127-00050004-yom-bus_all
【ニューヨーク＝越前谷知子】２６日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）は、前日終値比１２・８１ドル高の１万７８２７・７５ドルと、最高値を更新して取引を終えた。
ナスダック店頭市場の総合指数は、２９・０７ポイント高の４７８７・３２で取引を終えた。
米年末商戦への期待で買い注文が先行した。
ただ、２７日の感謝祭（祝日）を前に市場参加者は少なく、投資家らの様子見ムードも強まった。
一方、ニューヨーク原油先物市場では、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）の総会で減産が見送られるとの見方から売り注文が膨らみ、指標となるテキサス産軽質油（ＷＴＩ）の１月渡し価格は、前日比０・４０ドル安の１バレル＝７３・６９ドルと２０１０年９月下旬以来の安値で取引を終えた。
